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GIDEONマニュアル アンチスパムを設定する

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ログイン画面にアクセスして[パスワード]を入力して[ログイン]をクリックします。

GIDEONの管理画面が開きます。

ログインが完了したら、管理画面が表示されます。

アンチスパムの設定

アンチスパム設定画面を表示する

管理・設定画面の左上「アンチスパム」タブをクリックします。アンチスパム設定
画面が表示されます。

スパムチェックが有効になっているか確認

アンチスパム設定画面の上部「メール設定」をクリックします。
[スパムスチェックの有効/無効]のボタンを確認します。ONになっていればスパムチェックが有効になっています。

スパム判定のメールのSubject(件名)の設定

[設定]画面でメニュー[A スパム判定した場合のSubject]をクリックします。受信したメールがスパム判定で一定のスコアを超えた場合、メール件名(Subject)に特定のコメントが自動的に追加されてユーザに送信されます。

スパム判定されてたメールのデフォルトの件名

[SPAM 4: KAS RES] 元メール件名(Subject)

これはスパム判定名[KAS] および [RES] の合計スコアが [4]であり、スパムと判定されたことを表します。

任意の件名に変更する場合は、項目を変更後に[更新する]ボタンをクリックしてください。

スパム判定基準の設定

[設定]画面でメニュー「B スパム判定基準」をクリックすると、設定画面に移動します。

判定方法、アクション、追加ヘッダに関するスコア設定を推奨設定のままにするか、カスタマイズするかを選択します。以下にシーズのサーバーをご契約の場合の推奨スコアを記述します。

ID判定方法推奨スコア
BLユーザー定義ブラックリスト
ユーザが設定したブラックリストに基づく判定します。
6
XSURLフィルタリング
メール本文中のURL がRBL に登録されているか否かをチェックします。
3
R1RBL(リアルタイムブラックリスト)
接続元のIP アドレスがRBL に登録されているか否かをチェックします。
3
S25発信元チェック
メールヘッダのReceived に記述された命名規則がスパムでよく用いられる形式か否かをチェックします。
1
RES逆引きチェック
送信元のIP アドレスなどが逆引き可能か否かで信頼性をチェックします。
1
KASデータベース
カスペルスキーアンチスパムDB を検索してメール本文をチェックします。
3

入力後、[更新する] ボタンをクリックしてください。

アクション設定の設定

アクションの設定は、スコアの合計が設定した総合スコア以上になったときに該当のアクションが実行されます。現在の設定では、スコアが3以上の場合にメールの件名(Subject)が変更されるようになっています。

判定方法総合スコア(推奨)
何もしない0
Subject変更
スパムと判定した場合のメール件名に変更されます。
3
MTA受信拒否
メールの受信を拒否します。送信されたメールは保存されません。
未設定(空欄)

MTA受信拒否設定は、不正なメールの受信を防ぐ効果がありますが、誤検知が発生した場合に気づけない可能性があります。そのため、MTA受信拒否を設定する際には、[転送メール]設定で受信拒否されたメールを指定のアドレスに転送することをおすすめします。

追加ヘッダの設定

スパム判定の総合スコアが設定した値に達すると、自動的にメールヘッダに以下の情報が追加されます。これを用いてメールクライアントでの振り分けを行うことが可能です。

判定方法総合スコア(推奨)
X-Spam-Status : NONE
スパムに該当せず
0
X-Spam-Status : SUSPICION
スパムと疑わしい
1
X-Spam-Status : SPAM
スパムに該当
4

また、ヘッダには以下に類する行も付加されます。

X-Spam-Level: 3スパム判定スコア3
X-Spam-Method: R1判定方法R1でチェック

送信されたメールがスパムと判定される総合スコアは、ヘッダ行の「X-Spam-Status: SPAM」で指定された値を用います。この値を高く設定することで、よりスパムの可能性が高いメールのみをスパムと判定します。スコアの設定は、お客様のポリシーに応じてカスタマイズしてください。

ホワイトリストを設定

ホワイトリストは、信頼できる送信元やドメインをリスト化することで、誤検知を回避する方法です。ホワイトリストに登録された送信元からのメールは、スパムチェックを行わずに受信されるようになります。

ただし、ホワイトリストに追加することで、ウイルスやスパムメールが届くリスクもあります。そのため、誤検知が多い場合など、必要に応じて慎重に設定してください。

ご契約いただいているお客様へ

ホワイトリストへの追加設定に不安な場合は、カスタマーサポートまでお気軽にご相談ください。

設定画面に移動する

アンチスパム設定画面の上部「メール設定」をクリックします。メール設定画面の[ホワイトリスト]タブをクリックします。

スパムチェック無効にする条件を入力

スパムチェック無効にする条件を指定できます。

ホワイトリストの入力例
  • 特定のIPアドレスを除外する場合
    • host=192.168.1.1
  • 送信元IP アドレス192.168.1.1 から送信され、from がaaa@seeds.ne.jpを除外する場合
    • host=192.168.1.1 from=aaa@seeds.ne.jp
  • HELOで指定されるアドレスを指定して除外する
    • helo=ccc@seeds.ne.jp
入力内容を更新する

入力後、[更新する] ボタンをクリックしてください。

ブラックリストを設定

ブラックリストはスパム判定方法の一つです。不正な送信元やドメインを事前にリスト化することで、スパムメールの受信を効果的に防止します。

ただし、新たなスパム送信元からのメールが届く可能性があるため、ブラックリストを利用する際には、常に最新の情報を基にして設定することが重要です。

ご契約いただいているお客様へ

ブラックリストへの追加設定に不安な場合は、カスタマーサポートまでお気軽にご相談ください。

設定画面に移動する

アンチスパム設定画面の上部「メール設定」をクリックします。メール設定画面の[ブラックリスト]タブをクリックします。

判定スコアは、[スパム判定基準]画面の[BL ユーザ定義ブラックリスト]で指定します。

ブラックリストに追加したい項目を入力

ブラックリストに指定する条件を指定できます。

ブラックリストの入力例
  • 特定のIPアドレスを除外する場合
    • host=192.168.1.1
  • 特定のIPレンジ(範囲)を除外する場合
    • host=192.168.1.0/255.255.255.0
  • 特定のメールアドレスからのメールを除外する場合
    • from=aaa@seeds.ne.jp
  • 特定のメールアドレス宛のメールを除外する場合
    • to=bbb@seeds.ne.jp
入力内容を更新する

入力後、[更新する] ボタンをクリックしてください。

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